ICOIの組織

一般社団法人 ICOI 国際口腔インプラント学会日本支部の設立について

世界最大規模のインプラント学術団体である International Congress of Oral Implantlogists(ICOI)の日本支部 ICOI JAPAN は、かねてよりICOI Asia Pacific section統括事務局のもと活動をして参りましたが、本部役員会の意向によるAsia Pacific section制度の廃止に伴い、このたび2016年11月をもちまして、嶋田 淳 初代理事長のもと、一般社団法人 ICOI 国際口腔インプラント学会日本支部として、ICOI本部直轄の法人組織となりました事を、謹んでご報告いたします。

2017年7月15日、16日には、日本法人設立を記念し、東京国際フォーラムにおいて、 ICOI日本支部総会・学術大会(大会長:河津 寛 明海大学教授)が、600名を超える参加者を集めて盛大に開催され、新たな組織としてのスタートを切りました。

2017年8月には、バンクーバーで開催されたICOI 世界大会において、日本法人特別顧問/日本支部元会長/ICOI本部理事である、鈴木仙一先生が、ICOI 次期世界会長(2019年会長就任予定)に正式に任命されました。これは ICOI JAPAN、そして日本のインプラント界にとっても大変栄誉なことあり、またこれによりICOI日本法人とICOI世界本部との、より良好かつ強固な関係が構築されますので、ICOI日本会員の皆様にとっても大変意義のある事です。

春日井昇平 教授(東京医科歯科大学)、嶋田 淳 教授 (明海大学)、城戸 寛史 教授(福岡歯科大学)、尾関 雅彦 教授(昭和大学)、佐藤 秀一 教授(日本大学歯学部)など、日本を代表する歯科大学の著名な教授陣の献身的なお力添えのもと、さらにアカデミックに新しく生まれ変わった ICOI 日本支部は、今後の日本における良質なインプラント治療の普及と教育活動、そしてインプラントによる患者様のさらなるQOLの向上を目指して、精力的に益々の発展を遂げていく所存でございます。

日本会員の皆様には、引き続き、ご理解とご協力を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

なお、ICOI 日本支部の新しい事務局は下記になります。お問い合わせ等はこちらまでご連絡下さい。
一般社団法人 ICOI 国際口腔インプラント学会日本支部:事務局
〒115-0055 東京都北区赤羽西6-31-5 株式会社学術社
TEL 03-5924-1233 FAX 03-5924-4388
E-mail:gak-kond@zd5.so-net.ne.jp

ICOIアンバサダーズサークル

ICOIアンバサダーズサークルにはインプラント教育のみならず、ICOIのミッションの実現に特別な貢献にしているインプラント分野の世界のリーダーが参加している。 今後交流する国が増えれば、参加者の数も増えることが予想される。

インプラント歯科学研究教育財団(IDREF)

IDREFは1993年に設立され、科学全体の進歩とインプラント治療の質の向上のために高い水準の研究および教育の育成を目的としている。この目的を支援するため、ICOIはIDREFを通して資金を集めている。
アジア太平洋地区の歯科専門家のため、高い水準の研究および教育育成を行なう新たな奨励金制度、ICOIアジア太平洋地区もこれから開設される。

■ これまでの業績

現在までに、IDREFは世界のインプラント研究や教育のために100万ドル以上を寄与してきた。

■ IDREFのミッション

IDREFのミッションは研究および教育プログラムへの支援を通して、インプラント歯科学の分野における改革を促進、支援、承認することである。

■ IDREFへの支援

IDREFは継続的な支援を必要としている。現在行われている研究奨励金、学生対象の賞、教育プログラムのための資金援助は不可欠である。IDREFへの寄付は全て税控除が認められている。IDREFの経費はICOIの一般会計の一部であるため、寄付金は100%対象となる分野に配賦される。毎年、多くのICOI会員、歯科団体、患者がIDREFへの貢献を約束している。毎年の寄付に感謝の意を示したい。

■ IDREF評議委員会

評議委員会はIDREFを運営するICOI理事会から独立した委員会である。IDREFの管理的な役割を果たすICOIの執行委員会である。

■ IDREF科学顧問委員会(SAB)

科学顧問委員会は基礎科学や応用研究において重要な貢献をした世界的に著名な研究者らによって構成されている。SABはJon Suzuki氏の指導のもと、IDREFに提出された組織内外を問わず全ての研究奨励金申請の審査を請け負っている。非公開で行われる第一次、第二次審査の評価過程を通過した奨励金申請は研究者に返却される。検討の結果、IDREF委員会の奨励金の審査結果がSABによって提示する。IDREFの奨励金の検討過程は国立衛生研究所(NIH)と同様の過程が取られている。

■ IDREF研究奨励金プログラム

<目的>
IDREF奨励金の目的は将来性のある研究プロジェクトに基礎となる資金を提供し、研究者を奨励することである。対象者は1年間で2万ドルから25万ドル資金を授与される。2年目の対象者は再び選考によって決定される。
<有資格>
研究の筆頭著者および協力研究者は適正な最終学位が必要とされる。プロジェクトに奨励金が支給される年に申請者がスタッフであることを証明する担当部署の主任または副主任の推薦状が提示される場合、歯科研修医またはPh D候補者も申請が可能である。

■ IDREFの教育に関する賞

ICOIの資金プログラムは、研究支援だけでなく、インプラント教育の支援も行なっている。

■ 博士課程入学前の研究者を対象とした賞
これまで、ICOI本部から研修旅行奨励金が33の歯学部に与えられた。
<受賞年>2000年
<総額>
ICOI及びIDREFから1万5,000ドル、オッセオインテグレーションアカデミ(AO)から1万5,000ドル
{注意;同プロジェクトはICOIおよびAOによって博士課程入学前のインプラント埋入および修復の金銭的障害を取り除くために開始された。Nobel Biocare社(米国)、The Straumann社、Sulzer Calcitek社は5年間、学生1人につき2箇所のインプラントまたは修復部位に規定してプログラムを支援することに合意している。手術用の器具および機器も各歯学部に寄付された。

■ ICOI/IDREFのコンセンサス会議

ICOIおよびIDREFはインプラント教育に関する専門家を集合させる役割も担っている。歯科業界からの実質的な貢献を受けたICOIは口腔インプラント学のカリキュラムガイドラインを改善するための5つのコンセンサス会議を行なっている。
<インプラント学>
口腔インプラント学におけるオッセオインテグレーション(1988年)
博士課程入学前の歯科インプラント教育(1990年)一般診療におけるインプラント教育、一般歯科プログラムにおける専門教育(1991年)、歯科衛生に関する教育および歯科衛生士の診療に関する教育のための口腔インプラント学およびインプラント歯科学(1995年)、インプラントに関連する垂直咬合高径(2002年)

■ IDREF学生対象のアワード

1992年からICOIは歯科インプラント学の分野に最も強い関心と熱意を示した博士課程入学前の学生を対象に、10万ドル以上の賞金を授与している。対象となる学生は経済的支援を受けるだけでなく、ICOI会員に登録し、ICOIのシンポジウムに無料で参加することも可能である。2002年以降、賞金の50%はHenry Schein社のSullivan-Schein Dentalから支給されている。現在、以下の歯科学校が同プログラムに参加している。

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